生産設備用の精密部品加工|専用部品・特殊形状
生産ライン・自動機・組立設備・搬送設備などに使用される、専用設計の精密部品を加工します。
生産設備の部品は、一般的な市販部品とは異なり、装置やワークに合わせた特殊形状、位置決め精度、耐摩耗性などが求められるケースがあります。
阪神精工では、図面をもとにワイヤーカット、形彫り放電、細穴放電、マシニング、研磨などを組み合わせ、部品の形状・材質・要求精度に応じた加工方法を検討します。
1個だけの専用部品、試作部品、設備保全用の交換部品、支給品への追加工などもご相談ください。
生産設備用部品の加工例
生産設備では、装置ごとに異なる専用部品が使用されるため、少量・単品での精密加工が必要になることがあります。
例えば、次のような部品です。
- ワークを固定する治具・クランプ部品
- ワークの位置を決める位置決め部品
- ガイド・ストッパー・受け部品
- 搬送設備に使用するガイド部品
- 組立設備に使用する専用部品
- 検査工程で使用する治具部品
- センサー周辺の取付部品
- 金型・治工具に使用する精密部品
- 摩耗した設備部品の交換品
- 製造中止となった設備の補修部品
図面をご支給いただければ、加工内容を確認して製作可否を検討します。
特殊形状・複雑形状の加工
生産設備の専用部品では、単純な丸物・角物だけではなく、装置の構造やワーク形状に合わせた特殊な形状が必要になる場合があります。
阪神精工では、マシニング加工だけでは加工しにくい形状について、放電加工を組み合わせることができます。
例えば、
- 異形穴
- 角穴・四角穴
- 六角穴
- キー溝
- スリット
- 細溝
- 内径形状
- 小R形状
- 複雑な輪郭形状
- 微細穴
- 深穴
- 高精度な位置決め穴
などです。
切削工具の径や形状によって加工が難しい部分でも、ワイヤーカットや形彫り放電加工を使用することで対応できる場合があります。
焼入れ後の部品・高硬度材にも対応
生産設備では、摩耗しやすい箇所に焼入れ鋼などの高硬度材が使用されることがあります。
「焼入れ後に形状を追加したい」
「高硬度のため切削加工が難しい」
「摩耗した部品を高硬度材で作り直したい」
といった場合にも、放電加工を利用できる可能性があります。
放電加工は、電気を通す材料であれば材料の硬さによる影響を比較的受けにくいため、焼入れ後の鋼材などの加工にも適しています。
材質・硬度・形状を確認したうえで、加工方法を検討します。
ワイヤーカットによる高精度な輪郭・異形加工
貫通する輪郭形状や異形穴、スリット、キー溝などには、ワイヤーカット放電加工を使用できます。
例えば、
「内径に特殊な形状を加工したい」
「エンドミルでは加工できない角形状がある」
「焼入れ後にスリットを加工したい」
「高精度な位置決め形状を作りたい」
といった部品です。
切削加工では工具径によるコーナーRが残る形状でも、ワイヤーカットを使用することで、より小さなコーナー形状を検討できます。
形彫り放電による小R・凹形状加工
貫通できない凹形状や小R、細かな溝などについては、形彫り放電加工を使用します。
加工形状に合わせた電極を製作し、その形状をワークへ転写するため、切削工具が入りにくい部分や、工具径の制約を受ける形状にも対応できる場合があります。
生産設備部品で、
「底付きの角形状を作りたい」
「コーナーRを小さくしたい」
「深い位置に細かな形状がある」
といった場合に有効な加工方法です。
細穴放電による小径穴・深穴加工
小径の穴や深い穴など、一般的なドリル加工では難しい形状には細穴放電加工を使用できます。
阪神精工では、φ0.3mmからの細穴放電加工設備を保有しています。
生産設備部品のノズル穴、スタート穴、微細穴、高硬度材への小径穴など、穴径・深さ・材質を確認して加工可否を検討します。
マシニング・放電・研磨を組み合わせた加工
一つの部品に複数の加工が必要な場合もあります。
例えば、
マシニングで外形・穴加工
↓
焼入れ
↓
ワイヤーカットで高精度な異形形状
↓
形彫り放電で小R・凹形状
↓
研磨で基準面を仕上げる
といったように、要求される形状や精度に応じて工程を組み合わせます。
「マシニング加工だけでは完成できない」
「放電加工と研磨の両方が必要」
といった部品についてもご相談ください。
1個だけの設備部品・交換部品にも対応
生産設備の部品は量産品とは異なり、必要数量が1個~数個というケースも多くあります。
阪神精工では、
- 専用機の部品を1個だけ製作したい
- 設備改造のため新しい部品が必要
- 摩耗した部品を交換したい
- 古い設備でメーカーから部品を購入できない
- 予備部品を数個だけ製作しておきたい
- 支給した部品に追加工してほしい
- 試作品を製作して動作確認したい
といった単品・小ロット加工についても対応を検討します。
図面支給で加工可否を確認します
生産設備用の専用部品は、形状・材質・公差・数量によって適した加工方法が異なります。
まずはPDFやCAD図面など、加工内容が分かる資料をお送りください。
図面から、
材質・寸法・公差・加工形状・数量・必要な加工方法・設備能力
などを確認し、加工可否を検討します。
「どの加工方法が適しているか分からない」という段階でも構いません。
このような生産設備部品でお困りならご相談ください
- 生産設備の専用部品を1個だけ作りたい
- 図面はあるが加工できる会社が見つからない
- 特殊形状のため加工先を探している
- 高精度な位置決め部品を製作したい
- 焼入れ後の部品を追加工したい
- ワイヤーカットが必要な部品を依頼したい
- 小Rや異形穴があり切削だけでは加工できない
- 摩耗した設備部品の交換品を製作したい
- 古い生産設備の補修部品を作りたい
- マシニング・放電・研磨をまとめて相談したい
阪神精工では、ワイヤーカット、形彫り放電、細穴放電、マシニング、研磨などの加工設備を活用し、生産設備に使用される精密部品の加工に対応しています。
生産設備用の専用部品・特殊形状部品・精密部品の単品製作で加工先をお探しの場合は、阪神精工株式会社までご相談ください。
