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厚物のテーパーワイヤーカット|板厚・角度から加工可否を検討

厚物のテーパーワイヤーカット|板厚・角度から加工可否を検討
厚物の角度付き輪郭を表現した加工イメージ。実際の製作品写真ではありません。

厚みのある部品に、テーパー形状や角度付き輪郭をワイヤーカット放電加工で形成します。

「厚い部品の内周に傾斜を付けたい」
「上面と下面で輪郭寸法を変えたい」
「指定された角度で加工できるか確認したい」

阪神精工では、図面の角度・高さ・上下の輪郭形状・要求精度を確認し、使用設備と加工条件から対応可否を検討します。

テーパーワイヤーカットとは

一般的な解説として、テーパーワイヤーカットは、上下のワイヤーガイドの位置をずらしてワイヤーを傾け、角度付きの輪郭を加工する方法です。

上面と下面で寸法が異なる貫通穴や、傾斜した外周輪郭などで加工方法の候補になります。

入口だけの面取りと、部品の高さ方向に続くテーパーでは加工形状が異なります。図面では、傾斜を設ける範囲を明確にしてください。

加工可能な角度は板厚によって変わります

厚物のテーパー加工では、「何度まで加工できるか」を角度だけで判断できません。

同じ角度でも、部品の高さが増えると、上下輪郭の寸法差が大きくなります。加工形状や保持条件に加え、使用設備のガイド移動範囲なども確認が必要です。

設備の最大角度と最大加工高さを、同時にすべての形状へ適用できるとは限りません。

角度・板厚・全体寸法を合わせてお知らせください。

上下の輪郭と角度の基準を確認

テーパー形状では、上面図だけでは完成形状を判断できない場合があります。

例えば、次の情報を確認します。

  • 上面と下面の輪郭寸法
  • 傾斜を設ける高さ・範囲
  • テーパーの方向
  • 角度を測る基準
  • 外周・穴・他の形状との位置関係
  • 寸法公差・角度公差

特に角度は、鉛直方向からの片側角度なのか、対向する面同士の角度なのかなど、図面上の基準を確認します。

上下輪郭図と断面図をご提供いただくと、形状を把握しやすくなります。

厚物では輪郭精度と加工面の要求も重要

厚物加工では、上面・下面の寸法だけでなく、高さ方向の輪郭や加工面に要求がある場合があります。

必要な寸法公差・角度公差・表面粗さを確認し、加工条件と仕上げ工程を検討します。

内角Rに指定がある場合も、ワイヤー径や放電ギャップを考慮して加工可否を判断します。

ご相談・お見積りに必要な情報

確認項目ご提供いただきたい内容
材料・状態材質、熱処理、硬度
部品寸法全体寸法、板厚・高さ
輪郭上面・下面の図面、CADデータ
傾斜角度、基準、方向、加工範囲
品質寸法公差、角度公差、内角R、表面粗さ
製作条件数量、希望納期、支給材の状態

貫通形状か、底を残す形状かもお知らせください。底付き形状については、形彫り放電やマシニングなどの別工法を検討します。

厚物の角度付き輪郭加工をご相談ください

阪神精工では、複数のワイヤーカット放電加工機を保有しています。

厚物のテーパー加工について、図面の角度・高さ・上下輪郭・要求精度を確認し、使用設備を含めて加工方法を検討します。

「この板厚で、この角度を加工できるか確認したい」という場合は、図面・CADデータを添えてお問い合わせください。

厚物テーパー加工のご相談・お見積りはこちら

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